ドメーヌ アルロー ブルゴーニュ ルージュ ロンスヴィ 2018
ドメーヌ・アルロー
Domaine Arlaud
ブルゴーニュ・ルージュ・ロンスヴィ
Bourgogne Rouge Roncevie
ブルゴーニュ新時代へ!
ワインの改革児
1942年ジョセフ・アルローにより蔵は創設されました。
現在は2代目のエルヴと3代目の息子のシプリアンで15へクタールの畑で葡萄を栽培醸造しています。
ドメーヌはモレ・サン・ドニに位置するが、ニュイ・サン・ジョルジュにも14世紀からのカーヴを持ち、現在ではオールド・ヴィンテージのストック用としています。
シプリアン(Cyprien)が2000年に醸造責任者になり、
果実味がより豊かで、尚かつエレガントさに磨きが掛かってきました。
彼はいろいろなところでのスタジエ(ワイン造りの助手)を経てドメーヌに戻ってきました。早速
グリーン・ハーベスト(実の熟す前に摘果してしまうこと)を積極的に行ったり、果実の実った段階であまり良くない樹を畑から抜いて果実の品質を安定させるなど、質の高いワイン造りに積極的に取り組んでいます。
所有している
葡萄の樹齢は平均的に古く35年~50年です。そして収穫量もかなり制限していて、単なるブルゴーニュ・ルージュでも35hl/haです。村名のAOCのものは30hl/ha、一級は28hl/ha,そして特級は25hl/haにして凝縮した葡萄からテロワールが反映されたワインを醸造しています。
奇跡的なACブルゴーニュ!?
以前は、ジュヴレ シャンベルタンを名乗れていたのに...
アルロー家が、ロンスヴィの区画を購入した1964年当時は、ジュヴレ シャンベルタンとして分類されていました。しかし、翌年にアルロー所有の5haが、政治的理由によりACブルゴーニュに降格されています。両隣の区画は村名格で、ここだけACブルとなっております。
アルローでは、この区画の葡萄もグランクリュ並みに収量を抑えており、凝縮されて果実味と透明感のあるジューシーな味わいとなり、本当に凄いACブル!