ドメーヌ ド ヴェディラン セリカ ヴィオニエ
ドメーヌ・ド・ヴェディラン
圧倒的なコストパフォーマンスを誇るスーパーデイリーワイン!
1824年から6世代に渡って、ドメーヌを所有するのは、FAYET(ファイエ)家。南仏ナルボンヌ近郊のムッサン村にあります。所有する畑は150haで、地球環境に配慮し、アグリキュルチュール・レゾネと呼ばれる減農薬自然農法を取り入れ、化学的な農薬や肥料を制限しています。石灰質と砂と貝殻などが混ざり合った土壌で豊富なミネラル分を有しています。また赤ワインの区画は表面に小石と赤砂利が多く、日中の太陽熱を蓄える為、しっかりとした熟度を得ることが出来ます。区画の熟度によって収穫されるので、熟度の酸とのバランスが最高の状態でなされます。収穫された葡萄は低温でじっくりと醗酵させ、醸造されます。これは伝統的な手法ですが、これにより葡萄の純粋な果汁の持つポテンシャルを最大限に引き出すことが出来ます。全体の平均収穫量はV.D.Pとしてはかなり低く約21hl/ha。選別をグランヴァン並に厳しくし、果実の凝縮度と質を高めています。1999年、ブティノ社と契約する優秀なワインメーカーであるサマンサ・ベイリー氏とエリック・モナン氏はこのドメーヌの持つポテンシャルの素晴らしさに気づき、それをさらに引き出し、それを幅広く供給して行きたいと考え、彼らのパートナーになり現在ではブティノがワインを生産しています。ドメーヌで生産されるワインの50%は世界各国に輸出するブティノ社ラベルのワインとして世に出されます。現在もエリック・モナン氏はこのドメーヌの栽培兼醸造責任者として辣腕を振るっています。
樽発酵、樽熟により豊かな構造とヴィオニエの特徴である、濃厚な果実味のなかにアクセントとなるほろ苦さを兼ね備えたリッチなスタイル。ピーチやアプリコットの香りと、樽に由来するヴァニラのニュアンスが感じられます。厚みのある果実味で、ボリュームのある味わいですが、フレッシュで洗練された酸が全体を引き締め、エッジの効いたワインに仕上がっています。